「先輩は何であの作品を選んだんだろう」

と、たまに思い出して不思議な気持ちになる作品がある。


私は中学から大学まで付属の私立の女子校に通っていた。


訳のわからないまま受験をしてて入ってみたら、女しかいない・・・・
すっごくびっくりすると同時にとまどったのが昨日のことのよう。
と乙女な私は思う(笑)。

いや~、絶対に女子校向きの子とそうじゃない子がいるわさ。


けど、まんがと同じで中学時代はかわいくて
先輩と交換日記したり家庭科で作ったお菓子あげたり
若手の先生にいぢわるしたり逆に憧れてた子もいたり。
教え子と結婚する先生も多かったけど
なんであんな先生にあこがれるの?って事も多く・・・

大人になった今は、先生も普通の人だったと
よくわかるからなおのこと、おもしろい。

高校生になるとそういう子は少数派になるんだけど
私としては文化祭や体育祭や修学旅行が女子だけだったのが悔しい。
運動部のマネ-ジャ-やったり男の子と一緒に模擬店やったり、
看板つくったり、応援したりっちうのをしたかったなぁ~。
というか、今もやりたい。
もう一度学校に通うなら絶対に共学にいく(笑)。うん


さてさて、そうはいっても幸いな事に
学校以外で男の子の友達が多かったから
学校生活以外では充実してたし
受験と無縁だったから、いっぱい遊んでやりたいことやって
学校もそれなりに楽しかったんだけど
そんな当時、私は映画製作部に入っていた。

中学の時に自主映画始めてたから
迷うことなく・・・だ。  あはは。

で、一年の時、文化祭用に赤川次郎さんの小説を基に先輩が映画を撮った。


「死者の学園祭」


深きょんが実写でやるよりもずっと前の話。
しかも8mmフィルムで撮ったんだから
結構すごいことなのかもしれない。
尺は60分位の結構なボリュ-ムだったような・・・・

監督や主演はもちろん先輩方。
一年生は私と親友のMしかいなくて二人ともすぐ死ぬ友達の役だった。
私は恭子という、車にはねられる役をやったように記憶している。

校長先生の役は英語の先生(後に私の担任になる)が
しっかりばっちり演じてくれた。

逮捕されるシ-ンは講堂で。
断片的に思い出すけど迫真の演技だったんだよね~。

題材的にも撮影するにも、
結構難しいはずの「死者の学園祭」をなんで先輩は選んだんだろう。

深きょんの死者の学園祭と見比べてみたいなぁ。

今となっては絶対観る事ができない作品だからこそ
より強く思い出すのかもしれない。

すごくすごく観たい気持ちになって
一度学校に問い合わせたが、顧問の先生が代わっててわからなかった。

他の作品でもいろんな先生が協力してくれて
頼むとたいていの先生が出てくれた。

変態殺人者の用務員さんの声を男の役だからとアフレコ段階で
国語の若い先生がやってくれたりもした。
(演じたのは女子高生 爆)

意外といい学校だったな。
ユニ-クな大人がいるって結構重要なのね。


難しいことは考えずにただ
楽しい作品を撮りたくて撮っていたあの頃。

どの作品も8mmフィルムだったこともあって
二度と観れない作品も多いけど
しっかり覚えていたい・・・


そんなことを思いながら車を走らせたある晩でした。