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星野佳世です☆活動の中心である自主映画情報とかちょっとした事を不定期に書いています♪
先日、駅の近くの道路で人だかりができてた。

男の子が横になってるんだけど皆、遠巻きに見てるだけなんだ。
気になって車を止めて近づいた。

「事故?どうしたの?救急車呼んだ?」私が質問すると、
「今、親呼んだので・・」怪我をしてる子の友達が答えた。

倒れている男の子を見ると足のくるぶしのところを大きくすりむいている。
自転車のタイヤに自分で巻き込んだようだ。

血もほとんどでてないし、意識もはっきりあるし、骨折の心配もなさそうだった。
ただ、状況が飲み込めず、起き上がれないでいるよう感じた。

「痛いよね。びっくりしたよね。大丈夫だよ。もうすぐお母さん来るっていうからね」と
声をかけると中3位のその子から涙がこぼれた。

救急車を呼ぶほどじゃない・・・
親が来てから判断を仰ぐか。

と思っていると、周りににいるおじさんやおばさんが
「救急車を呼べ」とか口を出してくる。

私は以前、日赤で救急法を学び、一時期、指導員を目指していたことがあるのだけど
こうした外野の対応の難しさは話に聞いていた。
幸か不幸か、あまり事故現場に遭遇せずに済んでいるので今まで意識したことがなかった。

もぉぉぉぉ。うるちゃい。
そういいたいのをぐっとこらえる。

結局、友達と一緒にきた母親は
父親に電話して「迎えにきて」といいかけていたのに周りに押されてパニクってしまい、
救急車を呼ぶことになった。

私は子供のお友達に、状況を救急隊の人に伝えてねと言ってその場を離れたが

軽症の人が救急車を呼ぶことが問題になっている昨今
「なぜ、救急車を呼ぶほどではないと思うと助言できなかったのか」
「なぜ、外野に毅然とした態度がとれなかったのか」
「もっといい手当てはなかったのか」

そんな考えがしばらく頭を離れなかった。

原因は勉強不足技術不足だから自信がもてなかったんだよね。自分に・・

バレリ-ナやピアニストは一日お稽古しないだけですぐにわかるというし
そこまでじゃないけど、私自身しばらく演じないと感覚がにぶる気がする。
写真とかもそうだって聞くし・・・
しばらく人と話さない生活してたら、しゃべり方わからなくなったことあった(笑)。
仕事でやってる講義も繰り返して繰り返して少しずつ自分のものになってるもんなぁ。
学びっぱなしじゃなくてアウトプットするための積み重ねって大事なのね。

「こつこつ」を惜しまず積み重ねる。
当たり前だけど忘れていたことに気づいた出来事だった。

こんな時、皆さんなら救急車呼びますか?



☆ご報告☆
先日の「東北地方太平洋沖地震の義援金募金活動」ですが
その後、3月28日(月)三菱東京UFJ銀行 赤坂見附支店より
日本赤十字社 (三菱東京UFJ銀行 東京公務部支店 普通 0028706)へ
340,885円を振込したとのご連絡をいただきました。

また、賛同者からの被災地・被災者の方へのメッセージがHPへ掲載されています。
こちらから

私は「鉄道ファンの著名人」というラインから全く外れているので
コメントするのは失礼な気がして躊躇しました。
けれど、この活動に賛同した立場でOKといって頂いたので僭越ながら書かせていただきました。
皆様、どうもありがとうございました。