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ぼくらはひとりっきりじゃ生きられないs


Jこと、神宮司聖。私は神ちゃんと呼んでいる。
神ちゃんの監督作品には出たことがないが
私が関わっている作品に、
神ちゃんがキャスト・スタッフとして手伝いにきてくれたことは数しれず。
マシュ-のお別れの会もとりしきってくれた大切な友人だ。
そして私の中では「ちょっと俺様」でもある。とても繊細な人だ。

つい先ごろ、こっち来てたのに会いそびれた神ちゃん。
彼が岩手にいることはわかっていた。
地震があったあの日、すぐメ-ルしたが当然返事はなかった。

日に日に明らかになる被害の大きさに焦りがつのる。

マシュ-に続いて神ちゃんもなんて絶対嫌だ。
マシュ-お願い。守って。
マシュ-絶対連れて行かないで。

負の考えが頭をよぎる。
いや、神ちゃんなら絶対大丈夫。

私の友達、他にも多くの方が知人や家族を心配していた。
悲報にふれ悲しんでいた。
もどかしさと胸騒ぎと不安感・・・
ボキャブラリ-がたりなくて表現できないけれどほんのほんの少しだけわかる気がする。

そして数日後・・・
多くの友人たちのおかげで安否が確認できた時、
神ちゃんが岩手県山田町の人だったことを知った。
手足ががくがくした。

ようやく交わしたメ-ルには『元気』とあったが
『津波で汚れた靴も捨てた』の一言が重く感じられた。


その神ちゃんのブログが震災後ちょびっと更新された。

お礼と状況報告はすべての人へ心の底からとても丁寧につづられてた。
あの状況下で、その気配りができることに神ちゃんのすごさを感じ
人望が厚い理由がみえた気がした。

そして・・・・

「津波を甘くみていた町民たち」



というタイトルで書かれた震災当日の現実。
その文章を私は一気に読み進めた。

その場にいた人たちの動きとやりとりが時にカット割しながらダイレクトに映像化されてくる。

でも私が脳内で展開しているのは映画やTVから受け取った情報を
想像できる範囲で動かしているだけだ。

こんな甘いもんじゃない。きれいなもんじゃない。
きっと壮絶なんて表現じゃ収まらない。

鳥肌と涙を少し感じながらスクロールを続ける。

神ちゃんの文章力だからこそなのかもしれないけれど
けど・・・私は言葉を失った。

~~~~~

こないだ、買い物をした時のこと。
「すぐそのまま死ねるならいいけど
怪我してあちこち痛い思いして生き残ってもいやよねぇ。
ニュ-ジ-ランドの地震の比じゃないもんねぇ」
と私の買った商品をレジに打ち込みながら、
そのお肉屋さんのパ-トのおばちゃんは隣のレジ打ちのおばちゃんと話を続けてた。
まるで世間話をするように普通にしかもお客の前で話すおばちゃんに
ちょっとびっくりしたけどそんなもんかもしれないと思った。

私だって、TVみて大変だよね~とつぶやいてるだけの時がある。
笑ってお酒飲んでる日もある。
ここんとこ、内容が重い日記ばっかだよなぁとか
正直、何を書いていいかわからなくなっちゃったといいながら日記も普通に書いてる。

人間は残酷だって思う。
けど普通に過ごすって大切だとも思う。

立場が違うと物の見方も変わる。
何が正しいとか間違ってるとか私にはわからない。

放射能から少しでも離すために、共働きの夫婦が幼稚園生の子供だけ
南に住む祖父母に預けたら事故でその子が亡くなってしまった話を聞いた。

こっちに住んでいるのに仕事が全部なくなり収入ゼロになってしまった友人もいる。

被災地だけでなく、あらゆる場所で影響を受け被害を受け
苦しんだり辛かったりしている人がいることは心に留めていられる人でありたいとおもう。

笑顔を取り戻すためには人知れず泣いたりわめいたり・・・
ちょっと笑えるようになってまた泣いて・・・
その状況を受け止める時間が必要なんだ。
そのために気にかけてくれる誰かの気配を感じられるって必要なんだ。

「ぼくらはひとりっきりじゃ生きられない」
のだから・・・


神ちゃんのブログはこちら↓
http://ameblo.jp/jinguji/






記事に書くことは本人の許可済みです。
写真は吉本昌弘さんからいただきました。
ありがとうございます。

重い内容を書くことに少し躊躇しましたが
今日はマシュ-の誕生日なので捧げる意味もこめて書きました。
読んでくださりありがとうございました。
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